無農薬栽培大豆、21年産新豆販売開始!!

今年の『無農薬うす青大豆』は昨年よりも着色粒が少ないようです。
登熟期に雨が降らなかったことで、病害虫の発生が少なかったようです、無農薬栽培に於ては有り難いことでした。
無農薬栽培の「うす青大豆」がこれだ!!
これが無農薬で栽培した『うす青大豆』です。
美味しそうでしょう。
この大豆は、少し青みを帯びて、へそが黒いのが特徴です。
他の白大豆よりも甘みもあり、短い時間で柔らかく煮上がります。
枝豆としても最高です。
それではチーム川原の大豆の栽培を紹介しましょう。
大豆は6月の中旬から7月の初め頃に種を播き、11月に収穫となります。
麦の刈り取りが終わってからが、大豆栽培の始まりとなります。
11月に収穫後、乾燥調整を経て、最終工程の選別作業で完了ということになります。
以下ではそれぞれの過程を紹介いたします。
うす青大豆の無農薬栽培の実際
大豆の播種前の準備
麦跡の全面耕うん。
播種作業がうまく出来るためには、出来る限り均平にすることが望ましい。
慣行栽培では、この時に化学肥料を施肥する。
例)土壌改良剤:マグエース60〜100s・元肥:アラジン444 20s
チーム川原に於ては、原則無肥料栽培で、どうしても必要な場合は100%有機質のボカシ肥料・放線有機を使用します。化学肥料は一切使用いたしません。
「ごん平が種播きゃ、カラスがほじくる」
正に、播種後にはカラスやハトの食害が心配されます。
その対策として慣行では忌避剤を使いますが、
私たちは木酢液を使います。
写真は木酢液を添加しているところです。
その後、風乾して種子の準備は完了です。
大豆の播種
続いてトラクターに播種機をセットして、
2山になるように耕うんしながら大豆を播いていきます。山の頂点に播種することで湿害対策となります。
播種後1週間
遠目でみるとこんな感じで何の変化も無いように見えるが、
近づくとこのように双葉が顔を出している。
大豆の土寄せ
この土寄せ作業は絶対に欠かせない作業で、これを怠ると大豆の収量は大きく落ち込みます
また無農薬栽培で除草剤を使わないので、雑草対策としても重要な作業となります。
大豆の防除
チーム川原では無農薬を大豆栽培の基本としていますので、一切の農薬散布はしていません。
当地における一般の大豆栽培に於ては、業虫害防除として3〜4回の殺虫剤や殺菌剤の散布が行われています。
9月中旬の大豆
木も十分に生育し、田んぼ一面青々としている。
葉っぱを掻き分けて覗いてみると鞘の中の大豆が膨らんできています。
後1週間ほどすると枝豆として収穫できそうです。
大豆を枝豆として収穫
枝豆は大豆です。って、当たり前ですね。
でも、中には知らない方も意外に多いらしいです。
百姓アグリのお米をご利用頂いている方の中にもおられたので、そうかもしれません。
先ずは、みんなで試食。
それをあてに朝からビール。
上の写真は、大量に茹でるので細かいことは抜きで、沸騰したお湯に取ってきた枝豆をぶち込んで、適当に塩いれて5分程度茹でただけです。
それで十分美味しいですが、ご家庭で少量の枝豆を茹でる場合は、以下のゆで方をお試し下さい。
枝豆の茹で方(ゆで方)一つで美味しさ100倍!!です。
お試しあれ。
以下から、ご注文下さい。
無農薬うす青大豆の枝豆 5Lバケツ1杯 期間限定販売!!

チョーレアもの在来品種のうす青大豆。
それを無農薬で栽培しました。
枝豆としても最高に美味しい品種です。
枝豆の旬って何時?
枝豆とビールというからにはやっぱり夏でしょうと言う声が聞こえきそう。
現在の流通を見れば、それは当然のことでしょうね。
しかし、枝豆は大豆の若い時に収穫するもので、それからすると、今が旬なのです。
5月、6月頃から当年の枝豆が出回りますが、それは品種改良により極早生化させた大豆をトンネル等で保温し、早期収穫の枝豆出荷を前提として改良されていて、本来の大豆の枝豆としての美味しさは損なわれていると思います。
今が旬の無農薬栽培うす青大豆の枝豆是非お試し下さい。
※この枝豆は期間限定販売です。
最終発送日は10月6日です。
最終発送日は予定です。早くなる場合もあります。
※完全無農薬栽培ですので、莢にカメムシによる斑点等が有るものも含まれますが、品質には全く問題ありませんので、ご了承下さい。
この商品は佐川急便でお届けいたします。 下記以外の地域:560円 |
大豆の脱穀と乾燥
刈り取り後、1週間程してから、天気の良い日の朝露が落ちた頃を見計らって脱穀作業を行います。
大豆の選別
選別は下の大豆専用の選別機でおこないます。
ポッパーからベルトの上に大豆を落とします。
ベルトの上を最後まで転がっていき、無事に回転網に入ったものが、その網目の違いによって、3段階に選別されます。
右の回転網から抜け出たものが、「小粒」
次の回転網から抜け出たものが「中粒」
そして、二つの網から抜け落ちなかったものが「大粒」となります。
その割合は年によって少し変動しますが、
うす青大豆に於ては「大粒」「中粒」「小粒」の割合は20:75:5程度となります。